実は、オーナーの山口は、焼き鳥が嫌いでした。
前職は「鶏肉の商品開発」。美味しい鶏肉でも、接待やビジネスの席では、話しが優先で料理はいつも冷めてから。
硬い食感や、味付けもベストな状態から変わってしまった焼き鳥。
「これは、本来の楽しみ方ではない!もっと自分のペースで美味しく味わえる方法はないのか」という葛藤ののち、おじぎ屋の立ち上げを決意しました。
繁盛店になるには、スタッフ一人一人が自分の居場所をつくれるかどうか。
おじぎ屋のスタッフは、スタートラインではシャイボーイや、声が小さな女の子も居ました。創業当時は、怒る事も多々ありましたが、たくさんのスタッフと関わる中で、厳しく教える事は、怒る事ではないという事に気づきました。
「この仕事は自分に任せてほしい!」と胸を張って発言するスタッフに成長する理由は、おじぎ屋に来ていただければ、きっとわかるはずです。
100年続く店づくり。
事業を始めるのは容易(たやす)いが、それを守り続ける事は難しい。
おじぎ屋の目指すべき方向は一つ。ただ、その方向にたどり着くまでの道のりは様々。
お客様のニーズの変化、時代の流れに合わせ、臨機応変に対応する飲食店を目指します。